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A別館の仕事にやりがいを感じ始めていた彩木(あやき)くるみだが、延び延びになっていた伸吾との結婚式が、とうとう3週間後に決まった。幸せいっぱいなはずのくるみは、なぜか浮かない顔。一方、氷室のもとに1通の手紙が届いた。差出人は「SNAIL(スネイル)」――。氷室を引きこもりにさせた1年前の“事件”の張本人!!氷室を苦しめ続ける「SNAIL」の正体とは?すべての真相が、今明かされる!!愛する人の命を奪ったあの事件から1年。氷室とくるみの最後の闘いが始まる!!

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書店員のレビュー

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いつの時代でも犯罪捜査という題材は受けがいいようです。加えて、時代によって人気になる捜査手法がでてくるのが、ジャンルとして廃れない理由かもしれません。この作品は”安楽椅子”系捜査官タイプで、動かないのではなく動けないのがミソ。自宅から外に出ない警視・氷室と、その手足となって動く婦人警官・くるみによる推理ドラマで、頭脳は氷室、行動はくるみという仕立てになっています。と、書くと、なあんだ、J・ディーヴァの「ボーン・コレクター」じゃん、と思う方もいるかもしれません。しかしこちらは、難しい科学捜査は省き、クールな氷室と、ふにゃふにゃ娘のくるみというキャラを生かし、より漫画らしく仕上げた作品。ドラマ化されたのも新鮮さとわかりやすさが同居してたからなのでしょう。さらに書くと、このドラマのキャストがはまっていたんですよね。氷室に堂本光一(テレビ誌によると警視を演じた最年少役者だそうです。警視って銭形のさらに上…)、くるみは深田恭子。漫画を読みながら当てはめてみると、わりと楽しめると思いますが、いかが?
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