サッカー狂が吠える。 - 望月三起也のブログ

« 第二回無駄吠え | メイン | 自由の眼神 2 »

“自由の眼神(フリーガン)”、フーリガンではない。私の眼で見て、自由に発言する観戦記なのだ。

当然、W杯! これを今書かなければのびたラーメンか、昨日のサンドイッチ! 食べ時は今!! 当然今年も行きます、スイスへ。……「ドイツだろう?」って? 今ドイツへ行くのはシロオト。旅のプロはスイスに行くのですハイ。

1974年ドイツ大会のペナント
なんたって旅費が安い。ビジネスで28万ですぞ。ルートは成田・ソウル・チューリッヒ、そこから国際列車でバーゼルを経由して、ミュンヘンは目と鼻の先ですから。車窓からの古い町並み見ながらの旅は捨てがたいもんです。というわけで、ダイレクトでバカ高い運賃、誰が払うかっていうの!!

今から32年前、’74年にミュンヘンで開催されたW杯西独大会、歴史に残る決勝を見た歴史の証人なんです私は。

「サッカーフリークの元祖だ」

と自信持って言い切ってしまうのは、こういうキャリアがあるからなのですよ。この時もまた、いかに安くW杯を楽しむかチエをしぼった。32年前のW杯、日本国内の盛り上がりというものは、五輪の足元でとぐろ巻いてるといった状態。一般に日本国民の関心は低かった。王・長島は知っていても、フォクツもベッケンバウワーも知名度は低く、ユーハイムの方がずっと知られていたでしょう、同じドイツ名でもネ。なんたってあの店のバウムクーヘンのしっとり感は本場モノ!! つけあわせの生クリームもハンパじゃないって!

……話を戻して。その上、その2年前の五輪ミュンヘン大会では、テロリスト“黒い九月(ブラック・セプテンバー)”がイスラエル選手団を人質に取り、あげく殺人に及ぶという大惨事がありました。この事件、スピルバーグが最近映画にしてましたからご存知の方もいるのでは? その為、W杯でもテロがあるとのウワサ。そんな危ないところへサッカー観戦ツアーを考えるのはマトモじゃないって空気ではありましたが、もともと私は自分がマトモだと思ってませんから、気にせず仲間とツアーの企画したわけ。

次回に続く...

投稿者: 望月三起也

望月三起也近影
1960年「少年クラブ」増刊号に掲載された『特ダネを追え』でデビュー。'64年出世作『秘密探偵JA』を「少年キング」で連載。'69年から「少年キング」にて代表作『ワイルド7』を11年の長期にわたり連載。ドラマ化されるなど大人気となる。
'73年『ワイルド7』で少年画報社出版文化賞受賞。
また、漫画界きってのサッカー通としても有名で、タレントの明石家さんま氏・木梨憲武氏を中心として、サッカー好きの芸能人で構成したチーム『ザ・ミイラ』では監督兼プレーヤーとして活躍している。サッカー関係の著書として、「サッカースーパーまんが版」「W杯を88倍楽しむテレビ・サポーターのバイブル」などがある。
望月三起也Blog「サッカー狂が吠える。」では皆さまのご意見・ご感想を募集しております。
投稿する